企業・団体のみなさまへ/事例


関西3生協

阪神淡路大震災から学んだ“たすけあいの精神”で東北支援を(おおさかパルコープ・ならコープ・大阪よどがわ生協)

■生協同士のつながりで

2014年、陸前高田市・戸羽市長さんに大阪にお越し頂いての講演に際し、ドキュメンタリー「あの街に桜が咲けば」を上映したことがきっかけです。また生協同士のつながりで、地元のいわて生協さんが早くから植樹会参加していることを知り、ご一緒に参加させてもらっております。

■生協の理念に通じる“こども達を思う気持ち”

桜ライン311のメッセージ「私たちは悔しいんです」から強い思いが感じられました。それは「被災地の悲しみだけでなく、“悔しさ”を2度と繰り返して欲しくない」ということです。言葉だけではなく、実際に目に見え、長きにわたって後世に伝えようとしている実践(特に地元のこども達の植樹や運営ボランティア参加も大事にされておられること)に共感しました。生協のスタートは、こども達や家族のことを思うお母さん達がつくった“たすけあいの組織”です。その生協の理念に相通じるものです。

■桜ライン311への応援

おおさかパルコープは、近隣の大阪よどがわ市民生協・市民生協ならコープと一緒に「関西3生協」として、2011年5月よりNPO遠野まごころネットさんを通じて、被災地支援のボランティアに参加させていただいています。パルコープは、生協組合員から預かった「東日本大震災復興支援募金」から目的と事業計画が明確な団体として、桜ライン311へ寄附と植樹参加をさせて頂いております。ならコープは、(一社)マルゴト陸前高田さんを通じて民泊とセットで、よどがわ生協は新入職員研修として植樹会参加をしています。また岡本代表には、2015年「東日本大震災から4年〜私たちは忘れない〜」でご講演を、2016年は「被災地・岩手県の今-現地からの報告会-」では現地で頑張る若者パネリスト二人のお兄さん役として大阪にて登壇頂いています。

■継続がとても必要な事業として

植樹等に関わった職員・組合員にとっては、植樹会当日にとどまらず、毎春どこかで桜の花を見る度に陸前高田のこと、桜ライン311からの強いメッセージを思い起こしています。また、桜がラインとなっていく姿をHPやマスコミ等の広報で、募金をはじめ参加組合員にとっても“忘れない”ということにつながることと確信します。これからNPO法人の事業継続には様々なご苦労があろうかと思いますが、とりわけ後世に伝えることに意味がある貴法人へできる範囲で応援を続けたいと思います。また貴法人自身が引き続き、活動資金確保の努力とともに地元の子ども達への拡がりをお願いしたいと思います。

ならコープ 大阪よどがわ生協

 

おおさかパルコープ : http://www.palcoop.or.jp/
大阪よどがわ市民生協 : https://www.yodogawa.coop/
市民生協ならコープ : http://www.naracoop.or.jp/


 

< 企業・団体のみなさまへ