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今日、東日本大震災から三年を迎えました。
あの日から東北沿岸地域は大きく変わってしまいました。

「私たちは、悔しいんです。」
後世に東日本大震災を正しく伝えていきたい。
その想いで2011年10月から活動を始めました。
私たちの故郷、陸前高田市は度々津波の被害を受けています。
その都度、風化を繰り返し、
今回の東日本大震災では非常に甚大な被害を受けてしまいました。
「生きた災害への意識」を残すことの難しさを感じざるをえません。
でも今回のような悔しい想いは今回で最後にしたい。
桜にそんな想いを託し、ずっと活動を続けてきました。

僕らにとって「桜」は追悼であり、
同じことを繰り返さないためのものです。
これはずっと変わっていかない想い。
でも一方で次の世代に「残してあげたい」という想いからは、
哀しいものだけでもいけないのだとも思っています。

本当に風化させないためには、
根底に悔しさしか無くても、住民の皆さまや全国の皆さんに
「愛される」ものでなければいけません。
陸前高田が津波によってい甚大な被害を受けたことは、
事実として変わらない。
でもそれだけの街だと思われるのは避けたい。
今の子ども達にとっては「誇らしい愛される故郷」であって欲しい。

桜は僕らの悔しさも悲しみも、未来への想いも、
受け止めてくれる樹だと思っています。
地権者さまや様々な参加者さまの想いを受けて、
桜は陸前高田に根を張り、枝を広げていきます。

こうして161名の地権者さまにご賛同をいただき、
1600名を超えるボランティアの皆さまと、
647本の植樹をしてきました。
実績としては少ないかもしれません。
ただ僕らの活動は住民の皆さまや、行政と「寄り添って進めていく」必要があります。
陸前高田の復興はこれからが本当のスタートライン。
共に進んでいけるように4年めの今、
取り組めることは沢山あると思っています。

震災以降、「桜」を通じ、皆さまとの出逢いがありました。
それは僕らにとってかけがえのない「繋がり」。
本当にありがとうございます。
このつながりを僕らは未来に遺したい。
そうしたらきっと陸前高田は素敵な街になる。
桜ラインはきっと震災を正しく伝えていけると思っています。

まだまだ至らない組織でもありますが、
住民の皆さんと、参加者のみなさんと
目標の17,000本に向け活動を続けていきたいとおもいます。

犠牲者の皆さまのご冥福をお祈りして。

特定非営利活動法人 桜ライン311
代表理事 岡本 翔馬
理事/スタッフ一同