陸前高田トピックス「陸前高田市東日本大震災追悼式」


3月11日月曜日、「陸前高田市東日本大震災追悼式」が昨年オープンした市総合交流センター・夢アリーナたかたで開催されました。
市内の大津波による直接死が1557人、震災関連死を含めると1604人が犠牲となり現在も202人の行方が分かっていません。

当日は市内に暴風警報がでるほどの暴風雨となり、涙雨を通り越しあの日多くの人が号泣したことを思い出させるような号泣雨となりました。
会場には、平日とはいえ多くの遺族や関係者、一般市民が参加し戸羽市長の式辞に続き、遺族代表として団体のスタッフでもある佐々木正也が追悼のことばを述べました。

「母さん、ごめん」
佐々木の口から出た言葉は、津波襲来時一緒に行動を共にしていながらも助けられなかった母への思いと、言葉では言い表せない悔しさが込められているようにその場にいた私には感じられました。

母を亡くしながらも消防団として遺体の捜索活動をしていた佐々木。同じ分団の仲間は、水門を閉めに行き11人が亡くなりました。その中には同級生や同級生の弟もいました。
様々な思いを胸に、今は桜ライン311で伝承のためのサクラを植え「子どもたちにとって自慢の陸前高田になるよう、子どもたちの未来を守るためにサクラを植え続けていく」と、結びのことばとして宣言していました。

矢作彩子

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