2016年7月1日法人新年度のご挨拶(法人6期)


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平素はひとかたならぬ御支援とお付き合いを賜り、
ありがとうございます。

先日6月30日をもちまして無事に桜ライン311は期末を経て
7月1日より法人としての6期目を迎えることが出来ました。
東日本大震災という未曾有の大災害からはじまったこの活動も、
6年目を迎えることができました。
厚く御礼申し上げます。

風化の防止に取り組んでいるからこそ、
日々風化の残酷さを感じる瞬間が多くあります。
自然災害の発生は留まることなく、
次々に多くの「被災地」が生まれ、
そこで人の命が失われていきます。
発生後にできることは少なく、
無力さを感じずにはいれらません。

しかし一方で震災から5年が経過しながらも
多くの皆さまが植樹会にご参加くださること、
講演のご依頼やご寄付をいただくこと、
そして様々なところでお声をかけていただくことが
私どもにとっての財産であり活動を続ける力になっています。
本当にありがとうございます。

事務局は昨年の12月から現在の体制になり職員は6人となりました。
植樹事業の促進と拡充は当然として、
もっと多くの皆様に命の大切さをお伝えできる組織になっていかなければなりません。
当団体の今年度のテーマは大きく分けて3つだと思っています。
1 事務局内の再構築と植樹事業の促進(NPOとしてのプロフェッショナル化)
2 防災学習の構築と様々な研究者・実施者との連携構築
3 応援してくださる皆さまとの密なコミュニケーション
この3つを高いレベルで実現してこそ、
私たちの考える「災害の伝承と減災」の組織になれるではないかと考えています。

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しかしながら私たちだけではその目標は完結しません。
伝承の主役は陸前高田市の皆さんであり、
応援してくださっている皆さまでもあります。
私たちの悔しさから始まったこと。
それをずっと抱えながら活動を続けていくことは、
きっと変わることはありません。
しかし多くの皆さまにご参加いただく中で、
徐々にではありますが様々なことを考えられるようになりました。
次の子供たちの命だけではなく、
あの瞬間を経験してない皆さまの命も守れるようになりたい。
災害を経験したことのない人が「自分ごと」と感じられる瞬間を
いかに団体として用意できるか。
そのことを常に考え実践に移す一年でありたいと思っています。

地域の皆様に愛される組織を。
全国のより多くの方にご参加いただける場を。
災害の自分ごとに捉えていただける瞬間を。
陸前高田に多くの方をお繋ぎできる機会を。
本年も理事、スタッフ一同創っていきたいと思っております。

一昨年中に大変多くの方にお世話になりながら、
十分な御礼なく活動を続けるご無礼をお許し下さい。
皆さまに応援して頂いたご恩は桜ラインの構築と
災害への備えへの意識啓発に全力を注ぐ事でお応えさせて頂きます。
本年もご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い致します。

認定特定非営利活動法人 桜ライン311
代表理事 岡本 翔馬
理事/スタッフ一同

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